そば粉へのこだわり

より良い圃場作りの為に、有機肥料をいれ、土を上下に反転させる。同時に草の抑制の為に、種まきの時期まで数回実施する。

春の芽吹きの時から初夏まで、周りの野山を見ながらの作業で、季節感にあふれる大変楽しい、うれしい時期です。

畑を耕しながらすじ切り、種まき、施肥、土かけ、ローラーによる沈圧と同時に種まきを行う。

収穫を決定する大事な作業である。種・肥料の落下量の調整がむずかしいが、やりがいのある作業です。また、お天気に左右され作業が進まないこともあり、忙しい時期でもあります。

花が咲き始め、水府地区じゅうが、白い花でいっぱいになります。白い花であちこちの斜面や平地が、埋め尽くされている景色は本当にきれいです。

ぜひ、この時期に常陸太田市水府地区へおいでください。9月中旬頃がシャッターチャンスです。お見逃しなく。

みごとに実ったそばを最新型のコンバインで刈り取ります。品質を決める大事なポイントであり、刈り取り時期の判断が、難しい。実りの状態を見ながらする収穫作業は、本当にうれしく、また楽しいものです。（1年で一番よい時期かもしれません）

収穫した玄そばを適正な水分に調整する。食味が確実にアップすると言われている遠赤外線方式の最新式の機械を導入いたしました。最終的に品質・食味を決定する大事な行程です。

みがき、石抜き、粒子選別、脱皮　石臼製粉の工程で、石臼の石は『アリス』を使用しております。熱がほとんど出ないので風味をそこないません。そばが食物として、初めて姿を見せる瞬間であり、「石臼」でひかれて出てきた時は、なんともいえないうれしさである。

まさしく、「新そばの誕生」である。